分かりやすいインコタームズ(貿易条件)
INCOTERMS(International Commerial Tearms)のことで国際商業会議所(ICC)が輸出入取引に関して、定型的な取引条件、特に当事者間の費用と危険の範囲を定めたものである。
私は普段ほとんど貿易実務をしないので、いざ使おうというときに一体なんだったのか思い出せないことが多いです。
ネットで探せば色々と資料は出てくるのですが、個人的に分かりやすいなぁと思うページがあまりなかったので備忘録的にまとめます。需要があれば嬉しいですが。
インコタームズの種類
インコタームズは2グループ11種類からなります。
(これはインコタームズ2010という2010年に改訂されたものに則る)
資料1:各インコタームズにおける危険負担と運送契約
資料2:各インコタームズにおける荷主の費用負担
※実際には個別の売買契約により異なります。上記は一般例です。
もっと詳細が知りたい人のために(インコタームズ2010)
インコタームズの2つのグループ
各略語
個別メモ
- 頻出のインコタームズはCIPとCIFという印象。他はあまり見たことがない。
- 買主が強い場合、DDPもあり得る。
- 売主の輸送に対する柔軟性が弱い場合、EXWするケースがある。(納期が遅れてる場合など)
まとめ
- 頻度の低い輸出入は面倒
- だいたいCIPかCIF
- 最終的には個別契約に準ずる